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〜高速道路の種類〜

 『高速道路』と一口に言っても、いろいろな種類のものがあります。このコーナーではまず、複雑怪奇な高速道路の種類について少しずつ解き明かしてみましょう。

●『高速道路』は4種類
 『高速道路』を大きく分けると4種類に分けられます。それは高速道路標識紀行の本文内でも用いている、「A路線」「A'路線」「B路線」「一有」の4種類です。
・「A路線」…別名・高速自動車国道。11,520kmが予定され、9,342kmが計画決定、うち7,431kmが供用中です。国土をくまなく結ぶネットワークをなす路線として、ほとんどの路線が『国土開発幹線自動車道』に指定されています。
・「A'路線」…別名・高速自動車国道に並行する一般国道自動車専用道路。上記の「A路線」に予定されている区間のうち、予算等の関係で本格的な規格で整備できないものの一部区間が必要である区間において、暫定的に税金を投入して国道のバイパス程度の低い規格で先行開通させた路線のこと。あくまで『一般国道』であるため、管理や料金形態が異なることがある。将来的に『高速自動車国道』へ編入される例もある。
・「B路線」…別名・国土交通大臣指定に基づく高規格幹線道路。A'路線と同じく「一般国道の自動車専用道路」である。上記の「A路線」のネットワークを補完する目的で、少し低い規格で計画された路線網。2,300km+本州四国連絡道路の3路線、180kmの2,480kmが計画されている。
・「一有」…別名・一般有料道路。有料道路の整備を目的とした『道路整備特別措置法』に基づく道路のうち、上記の3種類と都市高速を除く全ての有料道路を指す用語。『高速道路』に近い形態の一有も存在し、地方の道路公社やNEXCOが管理している区間も存在します。

●『高速道路』と『自動車道』の違い
 『高速道路』には、北陸自動車道中国自動車道など『○○自動車道』という名称の道路がほとんどです。しかし名神高速道路東名高速道路だけは『○○高速道路』という名称設定になっています。
 実は『高速道路』と『自動車道』に特に違いはなく、日本で最初にできた都市間高速である『名神高速道路』とそれに接続する路線である『東名高速道路』が特別に『高速道路』という営業名称を与えられたことに由来しています。
 今後も、新名神高速道路と新東名高速道路をのぞいては、全て『○○自動車道』という名称になるでしょう。

●名神高速の本名は中央道!?
 高速道路は全ての路線が、法律で定義されています。そして普段用いられている名称(営業路線名)と法律上の名称(法定路線名)が異なることがしばしばあります。
 例えば有名な名神高速道路の法定路線名は『中央自動車道西宮線』ですし、阪和自動車道の法定路線名は『近畿自動車道紀勢線』です。

 to be continued...

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